貯金を切り崩さないで生活していけるか

積み立ての預金を利用している方は、貯金を切り崩したくないと考えている方もいらっしゃるでしょう。
では、現実的に貯金を切り崩さないで生きていくことは可能なのでしょうか?

 

ある程度の収入があり、入院といったトラブルもないと仮定して考えてみましょう。
貯金を切り崩す可能性があるのは、当然ですが出費です。

 

出費にも種類があり、自らの意思でお金を払うタイプのもの、そうではないけどお金を払う必要があるタイプに分けられます。
自らの意思でお金を払うというタイプは、商品を購入したり、サービスの提供を受けたりするものです。

 

ある程度の収入がある場合は、余程高額なものでない限り生活が成り立たなくなることはないでしょう。
もし貯金を崩したくないなら、物欲を抑えて、ご自身が自由に使えるお金で払える範囲のものを買って下さい。

 

一方でご自身が払いたくなくても、お金を払う必要がある場合もあり、冠婚葬祭などの出費はこちらに該当します。
事故を起こして賠償する必要があるといったケースも考えられ、予想外の出費と言われるものは大抵がこちらです。

 

何しろ予想外のことですから、どのような事態が起こりどれだけのお金が必要になるか、予想がつきません。
どのくらい貯金を持っていれば安心という指標を出すことも不可能です。

 

買い物についてはある程度自制することで貯金を切り崩さないようにできますが、
それ以外の出費が起こる可能性も十分にあります。

 

生きていればローンや借金のお世話になることもあるのではないでしょうか。